誕生日にもう一つの記念日
蹴込(けこみ)は壁と同じ白、踏板(ふみいた)は床と同じ木目と色合いを同じにして統一感を演出した鹿手袋七丁目の新築分譲一戸建て。
7月2日(火)は私の誕生日だ。五体満足の美しい肉体と家族、そして唯一無二の友と仲間と社員に恵まれて、精力的に活動できる44歳となった。生み育ててくれた両親とこれまでお世話になった多くの皆様に感謝したい。
さて、そんな記念日にもう一つ重なる記念日が生まれる。わが社にこの5月から入社した藤井社員だ。彼は今日、7月2日に入籍する。なぜこの日を選んだのか聞いたところ…
『二人が付き合い始めた日だから』
とのことだ。なんとも初々し二人に大いに祝福のエネルギーを送りたい。おめでとう!
お付き合いを始めた日を二人の記念日として入籍し、それが人生の転機となる会社に勤めることとなった代表者の誕生日と重なる…。偶然と言えば偶然だが、物事は全て必然で成り立っているとの考えもある。人生の縁を感じずにはいられない若い二人には、これからも末永くお幸せに、そして末永くお付き合いできる関係を私自身築いていきたいと思う次第だ。
南に面して掃き出し窓を設けた18帖のリビング・ダイニング・キッチン。両サイドの壁が家具の配置をしやすくしてくれている。家具の設置に配慮して西側の窓は高い位置にはめ殺した。
リビングとダイニングとキッチンと水回りを直線で繋ぎながら、目線と空気の流れを考えたコダワリの設計だ。
対面式カウンターキッチン。袖壁は一段高く設置して手元を隠せるようにした。吊り戸は付けず解放感を演習。
カウンター材は壁や他の色合いと協調できるように白に統一。ティッシュ箱を置いても余裕に感じるほどの幅広さとした。
縦長に配置した窓からは明るい採光が届くため、明るいダイニングとキッチンとを緩やかに繋げている。
食器洗い乾燥機と両面焼きグリル、浄水器一体型水栓などの充実した設備。また包丁など手軽に収納できるパタパタ君やオールスライド庫などの収納を充実させた。
キッチン脇には大容量のパントリーを設けて、使い勝手を追求した導線を提案している。
キッチン脇のパントリー。キッチン周りは実に様々なものが必要になる、最も収納力が求められる重要な家の要だ。
対面しながらの調理と会話が弾む対面式キッチン。開放感を演出しながら手元を隠す役割を備えた袖壁に給湯リモコン。
袖壁の裏側にはニッチ状にしたくぼみにテレビドアホンとガス床暖リモコンを配置。通行の妨げにならないような配慮だ。
パントリーには敢えて扉を付けていない。毎度出入りするたびに通行の妨げになることと、折り曲げた扉自体が邪魔になるからだ。ここにはオシャレな小玉ビーズのすだれをつける想定。
浄水ソケット内蔵型の一体型水栓