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埼玉豚骨ラーメン千乃葉

あっさり豚骨ラーメン750円

5月14日(土)Panasonicさいたま新都心ショールームにおいて打合せした後、お客様とは現地でお別れして一級建築士大江氏に北与野駅まで送ってもらった。次のアポイントまで時間がない中、お腹もペコちゃんだし早々に腹を満たせるものと目の前のラーメン屋さんに突入。以前はまぐろ居酒屋だったような…

若干居酒屋の様相が残る店内はしっかりラーメン屋さんの匂い。威勢ある店員さんに注文しようとしたら、紙に書いてオーダーする方式。でもメニューは基本的に3種類。こってり・あっさり・つけ麺だ。私は迷わずあっさりに〇、麺は固めで注文したら3分程度でやってきた。いま写真を見返すと若干濁っている様子だが、肉眼で見ると透明の塩味に近いと思われた。

埼玉豚骨の定義は分からないが、そもそも九州とんこつの定義もわからない。いずれにしても入り口が広くて出口も広いのがラーメンの特徴だ。醤油・味噌・塩・豚骨などスープの種類も豊富ながら、煮干し・鶏ガラ・エビ・鯛などエッセンスも広く、そのうえ細麺・太麺・中太麺・平打麺・縮れ麺など麺の大きさや太さも様々で、更に卵麺・加水麺・あるいは何だろう材料が少々違うだけで全く違ったものになるなど、組合せだけを見ても相当出口も広い食事だ。それだけに流行りすたりもあって回転が速くつぶれるお店も多いと聞く。

その逆に蕎麦屋はかたい。蕎麦と言えば大体は、あの細い麺に黒いつゆを付けて食すもの。と答えられる。それだけに入り口も狭ければ出口も狭い。大方はそば粉で麺を作ってつゆで頂くものだが、蕎麦は二八か十割か十一という程度。蕎麦の善し悪しやはもとより、麺になっているものを茹でるだけか、石臼引きで手打ちか粉で仕入れるかなど人のこだわりが際立つし、つゆも一番だしと二番だしとかえしと醤油と出汁の種類など限られた中で突き詰めていく食事だ。

この話に落ちはない。明日へと続く…