芍薬

実家のシャクヤク

辻4丁目の実家に咲き誇った芍薬だ。『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』の芍薬である。立ち居振る舞いやその姿が艶やかで美しい様を現す言葉である。母が大好きな花の一つで、そのすらりと伸びた茎に先端に可憐に咲く花が、すらりと立った時の美しい女性の姿に例えられている。そういえば、月下美人も大好きだったから、母の強い憧れがあるのかもしれない、などと思った母の日の出来事であった…。明日へと続く