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2025年テーマ『脱皮』Ⅵ

人生で一番大事なことは何ですか?

『私にとって人生において一番大事なことは楽しむことだな。それと、新しい人と出会うこと。あと健康でいることかな。』

もう大分がむしゃらに働いて、あれもこれも色々やって、沢山勉強して経験させたもらって、制度をつくったりルールを定めたりしてきた。経営計画書をつくっては練り直し、人事評価制度をつくってはブラッシュアップし…でも、後ろを振り向いたら誰もついてこられていなかった。と感じた昨今。昨年の夏ごろから少しずつ落ち着いてきて、色々な問題が片付いてきて、自分と向き合う時間が出来たことで、心に余裕が生まれてきた。そうだ!みんな仕事楽しめているのかな?

そもそも仕事をする目的はなんだろう…

 

それは「結果を出すこと」だ

仕事は成果を出すところだから肩ひじ張った形式にとらわれる必要はないのだ。

とは言うものの、会社組織である以上、多少の形式・手続き・基本ルールを必要なことだが、仕事の本質に関わりのないものは極力省いた方がいい。『仕事は無限、時間は有限。』だ。限られた時間の中で効率よくパフォーマンスを出していくためには、従業員が行う仕事のジャッジをいちいち確認して判断していく暇はないのだ。だから社員を信じて任せるほかはない。そう考えない人が若干名いるから面倒なのだ。本に書いてあるセオリー通りにはいかないのが中小企業。これまた気づいていても何ともしがたい問題で、いつもこの壁にぶち当たってしまうわけだ。

人生の限りある時間をどのように過ごしたいのか。人生を楽しむために仕事とどのように関わるのか。仕事はお金を稼ぐための手段それだけではない。それ以上の意味を持っている。

私は自己成長のための仕事、仕事を通じて人間力を高め明るい豊かなまちづくりに貢献してほしいと考えて経営をしてきた。『会社は道場』とハウスウェーブの丸山社長が言っていたが、彼も仕事は教育機関と捉えていた。仕事との関わり、会社での働き方はどんな暮らしを送りたいのか、如何にしてワークライフバランスを実現するのかを考察する時期に来ていると実感する今日この頃である。

特に若い世代を見てみると、圧倒的なタイパ重視だ。『それ本当に必要ですか?』『無駄じゃないですか?』そんな声が聞こえてくる。世代が古くなれば時間を使う事で仕事をしていると認識してきたように感じる。無駄が多い。無理をさせることも多い。というわけで、人生を存分に楽しむために「限りある時間」の創り方を力強く推し進めていかなばなるまい、今年はそんな年にしたいと思う。

完全週休二日制になったし、残業もなくなったはずだし。休みも取れるようになった?そうしたら、社員一人ひとりが自らが充実させたい人生の優先順位に応じて、わが社のカルチャーをつくっていく年にしてみようと、今のところから脱する年だ。休みの日数を増やすのがいいかもしれないし、長期休暇の取得もいいかもしれない。はたまた時間を短くするのもいいかもしれない。時間軸におけるパフォーマンスが上がるのならそれもまた良し…

明日へと続く…