
アナロジー思考
埼京ホームの石田です。
先日、那須にいってきました。夕方になると本当に寒くてスマホを指で操作するのがしんどいくらいでした。
寒い中、皆さんはどのように余暇を過ごされていますでしょうか。
私は家で読書をしていることが多いです。以前に山口周さんの本を紹介しましたが、今度は細谷功さんの本を紹介したいと思います。この2人が執筆した本が好きでよく読んでいます。細谷さんは「アナロジー思考」という本を執筆しており、ざっくり言うと、他の分野で行われていることを自分の分野に取り入れて問題を解決する思考のことを例を挙げて解説しています。たとえば、新幹線のくちばしが何故あのような形をしているかご存じでしょうか。
・・・シンキングタイム・・・
カワセミという鳥からヒントを得てあのような形になっています。カワセミは飛んでいる空から高速で水中にダイブします。空気中と水中で1000倍もの抵抗差が生じるとのこと。それでも、飛び込む水しぶきは少ないのがカワセミのすごいところ。そのクチバシの部位を応用してなんと、このカワセミ型の形状の成果で走行抵抗が30%減り、トンネル出口での騒音が解決し、消費電力も15%減ったそうです。生物からヒントを得て、新幹線の設計に応用をしたこの例はアナロジー思考を用いて問題を解決しています。ちなみにカワセミの形は昔の姿で、次世代はカモノハシのような形になっています。なにかに行き詰まったら大自然の力を借りて問題解決をすることは有効だと確認させてくれるケースでした。
細谷さんのお話は一旦区切りをつけて、山口周さんのお話に移りたいと思います。
山口さんは組織について研究をされている方であり、組織にイノベーションを起こすのは新参者と若者だと書いています。イノベーションのためには、多様な視点が求められます。変化が激しく何が起こるか分からないこのご時世。長年その組織や業界にいた人の考え方だけではなく、新しいアイデアをつなぎ合わせることが必要不可欠です。そのためには、若手や組織に新しく入った新参者の視点や意見が大切かと思います。弊社は不動産会社ですが、前職で全く違う職種を経験された方も積極的に採用しています。理由としては同じような人ばかりが集まっていたら、トラブルを解決する際も何か新しいことを始める際も同じような案しか生まれてこないから。他職種を経験されている方は、それを基にして何か面白いことや問題解決を思いついてくれるかもしれません。冒頭で触れたアナロジー思考を発揮しやすいといえるのではないでしょうか。そしてそれは山口さんが記載している新参者でもあり、組織に新しい風を吹き込みやすい人たちです。いろいろと長く書いてしまいましたが、うまくまとめる時間もないのでここらで無理やりに終わらせます。細谷功さんの「アナロジー思考」面白いので良かったら読んでみてください。

