郷土食
あくまき
2月4日(木)誕生日を迎えたと50歳のお祝いをしたら明日だったという松野大工を横目に、今日も朝からイラつく会長(怪鳥とも呼ぶ)に優しく接しなければと自らに言い聞かせる2月最初の木曜日だ。昨日、田舎からそら豆と一緒に私が好きだというから同封したという『あくまき』をもらったしなぁ…。あくまきに罪はない。あくまきとは、竹の皮に包まれた灰汁で炊いたもち米なのだが、鹿児島県の一地方に伝わる郷土食だ。何故か親族間では私だけが熱烈なファンで、母も姉も更に嫁までも嫌いというから不思議である。
砂糖ときな粉を一緒にまぶしたもので頂くのが一般的だが、生醤油でも美味いし、蜂蜜もいける。あくまきだから灰汁(あく)で炊いてるため独特の風味と食感がある。それ自体に味は余りないが、米粒の形がほぼ無くなって半透明になっている部分、そのネットリ感が最高に美味い郷土食。特にオチはない。明日へと続く…。
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