
社員研修2025第1弾@宮古島①
レンタカーを手配して待ち構えていた青年会議所埼玉不動産クラブの風間(株式会社オープンハウス代表取締役)社長に迎えられ、最初の視察場所に向かう一行は喜多村・盛田・石田・里中の4名。今年の社員研修は思うところが有り、二手に分けたわけなのだが…。人数が想定より絞られたことで結果的に濃密な視察研修の時間を過ごすこととなった。
さて、この6月に選んだ視察先は南国宮古島である。リゾート開発著しく土地が爆上がりしている。そして住むところが無いと嘆く出稼ぎの人たち。また、様々な近隣国からのフライトが離発着できるようになってきていることで、更に観光する人たちが増えているところだ。
埼玉県行田市の不動産会社をたたみ、宮古島でリゾート開発を手掛ける青年会議所埼玉不動産クラブ先輩の風間さんにアテンドをお願いして、企画と準備をしてきたところだ。梅雨が明ける6月中旬を狙って6月16日(月)~18日(水)までの二泊三日としたが、こちらも功を奏し天気にも恵まれた。
風間先輩が購入した“めくら地”(道路に接していない土地のことで資産価値が低く基本的に建物が建てられない)は数年かけて地権者と交渉の末、ようやく開発造成が終わる間際の物件。海が一望できる高台にあるその土地に道路をつくっている途中であった。それが位置指定道路と聞いて疑問に思った。この広大な土地に建てるのは観光客向けのホテルなどだが、突っ込みの位置指定道路で許可がおりるのかどうか。
彼の説明を聞いてなるほど納得。地元の方々との調整・開発・農転・造成、行政との度重なる協議や地権者との話し合いにおいて、幾多の試練を乗り越え、宮古島のまちづくりを行っている。風間先輩は2008年に行田青年会議所で理事長を務めた。私のマブダチ北康信(ノースコーポレーション代表取締役)君の長兄、北清太郎(シン建工業(株)代表取締役)先輩と同期理事長なのだ。明るい豊かな社会の実現を目指してきた精神が、今なお熱く生きている現場を垣間見た思いがした。
風間氏と社員たちとの懇親会は宮古島なのに一次会からアメリカンニューヨーク。島随一とうたわれるサンシンライブを堪能した後は、宮古島のまちづくりを考察。そして二次会から食事本番とばかりに、宮古牛と新鮮魚介のダイニング“ひなた”へ。海ブドウやら島豆腐やらの郷土料理を堪能し、オリオンビールからの泡盛を片手に不動産談義に花を咲かせる同志となり、夜はいよいよ更けていくのであった…。
明日へと続く