読書感想文
最後はタリーズコーヒー武蔵浦和店で読破
25日の午前中の時間を使い、本年春に入社する新卒君たちとレクリエーションの日であった。此度の緊急事態宣言に伴いリアルで合うことが憚られる状態となりあえなく中止。本来であればこの日、とある著書を読んでの読書感想会を催す予定であったことから、読書感想文を提出してもらうことにした。人の目に触れる文章を書くということは、その人の思考の向きや深さが丸裸になるようだ。その人の性格や特性が良く表れているようにも感じる。
『普段から本は読まない』という大人。仕事は覚えればできるようになるだろう(人によって差はまちまち)が、仕事を通じて人間的な力を付けて欲しいと願う私たちは、教育を受ける側の人たちの土台が根底から崩れてしまうのではないかと懸念している。知は万人に開かれているが…。此度は宮部みゆきの『あんじゅう三島屋百物語事続』。この著者は人の心の妙味を描くのがとても上手だ。明日へと続く…。