英断

ホテルグランテラス富山11階からの眺め

10月12日（土）朝8時15分、ホテルに戻った私は、この日の公式ファンクションが何もなくなってしまったところだ。呑気に近くの温泉にでも行こうかと考えていたところだが、台風19号の影響がどの程度交通機関に影響を及ぼすか考え悩み、また会社と家族の心配もあり、戻ることを決めた。11時台の東京行き新幹線がその日の最終と聞いて、明日の式典を欠席することにして、急ぎ荷物をまとめ取り合えず富山駅に行ってみることにした次第だ。

幸いチケット取得し、11時19分発『はくたか』東京行きに乗車することができた私は、緊急部隊として出勤していた松野大工に大宮駅に迎えに来てもらい無事に帰宅することが出来たのであった。

結果的にこれが英断であった。台風19号がもたらした大雨により千曲川が氾濫し、北陸新幹線設備が水没してしまったがため、13日全運休となっている。昨日の判断が遅ければ今もまだ富山のホテルでじっとしていなくてはならないところであった。

富山大会を最後まで見届けることが出来なかったが、また近いうちに仲間の苦労をねぎらってやりたいと思うところだ。明日へと続く。

ホテルを出る時は風のみが吹き荒れ雨は無かった。私はついてる。

同じように急遽帰宅を選んだ日本不動産部会2018年度部会長の山本莉那君（株式会社エーキャストパートナーズ取締役）と同車両で遭遇。台風の影響を受けアテンダントのサービスが無い車両となったため、各々売店で求めたビールで乾杯。大宮までの約2時間、不動産談義に花が咲いた貴重な時間となった。