新卒君のご家族に暖かく迎えられてご挨拶。奥州・日光街道の宿場町として栄えた草加のせんべい焼き体験もプラス
せんべい焼き体験
12月17日(火)学生から社会人になるとそのギャップに驚きもするし様々な体験を余儀なくされる。とかく日本の学生は同質の集まりだから、一歩社会に出ると年齢も文化も育ってきた環境も歴史も価値観も様々な異質の人たちがいる。その人たちと会社という船に同乗していきながら、荒波にもまれてへこたれることも多いはずだ。人によって成長度合いは様々なれど、先ずは続けることが大切だ。途中で断念することのないよう、周りがサポートしていく必要があると考えている。一番近しいのは勿論家族だ。家族の支えなくして力強い成長は望めないといっても過言ではない。だから内定を出した学生の元には挨拶に伺うようにしているのが私の信条の一つとなっている。
この日、来春入社する新卒君のもとへご挨拶にお伺いした。とても良い家族の元で愛を一身に受けて育った彼ならば、きっと力強く成長していくに違いないと確信した次第である。会社の皆も心待ちにしているので、準備を万端にして来春を迎えてほしい。快く出迎えてくださったご家族に皆さま、誠にありがとうございました。
草加と言えばせんべいだ。奥州・日光街道の宿場町として栄えた草加は水も豊かで土壌が肥沃。そして直ぐお隣は千葉ということで醤油が近い、とくれば煎餅が盛んになるのもうなずける。ご挨拶を終えた私は、事前に情報を得ていた老舗の山香煎餅本舗せんべいの庭へ。平日の昼間、だれもいない風光麗美で紅葉した庭を眺めながら、12月というのに暖かな日差しに包まれて煎餅を焼くわたくし…。明日へと続く…。
まるく型とられた白く薄いせんべいの元はかたい。電熱で熱くなった網に乗せて3秒でひっくり返す、3秒でひっくり返す、3秒でひっくり返す…。これを何回も繰り返していくと段々大きくなって反ってくる。そうすると大きな版画を刷る道具のような思い石で上からグッと押す1秒、返してグッと押す1秒、返してグッと押す1秒…。なんか忙しい…。平らになったら5秒クルクル回して焼いて、5秒クルクル回して、5秒…段々と色づいてきたと思ったらあっという間に出来上がり!刷毛でたれを塗っていただきました。うまい!外環に乗って約30分でせんべい焼き体験ができてうどんで暖まり、せんべいを土産に買う。なんとも贅沢な小旅行でありました。
せんべい出汁うどんで暖まりました