
“資さんうどん”関東上陸の一報を受け胸躍るの巻。腰が抜けるほどやわらかなうどんと、ダシが効いていることもさることながら、南地方特有のあまあまな御汁が癖になる北九州のソウルフード。
小倉の旦過市場入口
同い年で大変グルメな男がいるのだが、その彼と数名の仲間と共に小倉を旅した。北九州駅の近くにある予約がとれないお寿司屋さんに行くためと、一年に一度の近況報告会を兼ねての慰安旅行である。異業種経営者としての多角的な視点で物事をとらえられるので、時折仕事のヒントを得たりすることもある仲間だ。此度は予約が昼と夜の間ということもあり、個別に自由行動の時間を設けられ、私は懐かしい旦過市場近辺を散策することと相成ったわけなのである。
快晴の城下町
小倉城
朝ごはんは資さんうどん一択!
資さん(スケサン)うどんとは…。北九州市小倉にある24時間営業のうどん屋さんという至ってシンプルな説明だが、北九州市民にとっては無くてなならないソウルフードである。腰が抜けてしまったのかと疑いたくなるようなヤワやわなうどんと、お出汁がしっかり濃いめに効いていて尚且つあまあまな御汁が代名詞。全体的に南地方のあまい味付けがストライク!当時はもっと大きかったぼたもちも美味だ。
2012年第61回全国大会北九州大会において運営会議の小幹事を任され、つらい思い出が蘇る北九州の地は、もう二度と足を踏み入れることは無いと思っていたが…。つらい思いほど記憶に残るというものである。今では達成感という成功体験となってこの身をつくっているはず。
資さんうどんは、すかいらーくグループの傘下になり、関東初上陸のニュースを聞いてから早半年。ガスト中島店が資さんうどんになったと知って通りすがってみたものの、長蛇の列に圧倒されてしまったわけである。埼玉県はうどん県。武蔵野のうどんに慣れ親しんでいる方には腑抜けのうどんの様に感じるかもしれないが、珍しくも安心できるあまめの味付けを一度は味わって頂きたいものである。明日へと続く…。


