読書vol03
次なるターゲットは百田尚樹氏だ
この春入社してくるフレッシャーズは、今年入社した齊藤社員と同じく、在学中に宅地建物取引主任士の試験に合格し、実務講習を受け、不動産を扱うプロとしての資格を有して入社してくる。あと数か月というところだが、本人の意欲たるや、次は簿記に挑戦しているというから志が高い。そんな忙しい最中だが、次なる読書感想会の題材をと探していたところ見つけた作品は百田尚樹著『錨を上げよ』(全四巻)だ。簿記の試験を終えたばかりの数日で読破するには少し重いだろうから、2回に分けて会うことにした。
棚には『永遠の0』『海賊と呼ばれた男』『影法師』『ボックス』『風の中のマリア』などが並べられていてどれも素晴らしい作品で、一人の作者が実に様々な作風を描くことが珍しくどれも実に面白い。残念ながらどの作品も読んだことがあるので、四巻と少しボリュームがあるところだが、此度の『錨を上げよ』に決まったものだ。日頃から読書は良くする方だが、世代も環境も経験数も異なる人と読書感想を言い合うというのは、面白い試みだと思う。自画自賛。明日へと続く…。