6/1000続き
瑕疵保険の検査員が家の傾斜を図る器具はコチラ
中古住宅を第三者に渡すときに問題になる家の具合。わが社ではリフォーム・リノベーションはもちろんのこと、安心していただくためにも第三者機関に依頼し検査員が瑕疵保険の検査を行っている。先日指摘を受けた中古住宅とはまた別の案件で、ちょうど撮影日が延期になったため検査日の冒頭に立ち会わせていただいたときの話。
6/1000以上の傾斜があった場合…とは、かなりの傾斜と考えられる。それこそ人が体で感じる感覚。先日レーザー測量機を当てた別の家では大事はなかったものの、一体どのような測定をしているのか大変興味を持っていたところだ。早速部屋の測定をしてもらったところ上記のような器具で測定された。アナログの水平器とデジタルの測量機がセットになった長さ60cmの物干し形状のアルミ製。これで1mの傾斜をはかることができるとのことなのだが…。
待て待てまてぇ~い!!
フローリングだって天然木を使っているし、溝の凹凸だってあるし、何よりたった1mで傾斜を判断出来るものか?
検査員曰く、何点かを測って怪しい点を拾い出すとのこと。だから、先ずは体で感じられる傾斜があった場合はそこを中心に調べるというのだ。
なぁ~んだ。やっぱり人の体感が頼りになるところか、と納得。
建築では3/1000位内は許容範囲内とのことでした。
2/1000の傾斜であることを示す“2”の文字
壁の傾斜を測る検査員 現場:さいたま市南区内谷3丁目2番18号
床下の写真を撮る「あんしん保証(株)の検査員」