“敷金”と“礼金”について【不動産豆知識】
2018.1.1更新
明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。
私事ではございますが・・・
埼京ホームへ入社して、1年10か月が経過いたしました。
そもそも私は不動産業界に興味があったというわけではなかったのですが、埼京ホームへ入社を決めました。
入社したもののわからないことが多すぎるし、驚くことも多々ありました。
不動産初心者からお伝えしたい諸々。今回は・・・【敷金・礼金】についてです。
礼金とは昔からある慣習の1つで、部屋を貸してくれる大家さんにお礼の気持ちを込めて渡されていたものです。
特に昔は、親御さんが大家さんに下宿やアパートに住む息子の面倒を見てくださいね、という気持ちが込められていたそうです。
現在はもちろん、そうした気持ちはないのでしょうが、慣習だけはそのまま残っているのです。
一方、敷金とは家賃などの債務の担保として預けておく、いってみれば保証金のような性格を持つお金。
何らかの理由で家賃を払い続けることができなくなったときに、敷金で補填するわけです。
また退去する際、入居者の原状回復義務による修理負担分が敷金で賄われたりします。残金があれば、入居者の手元に戻ってきます。
なので、「礼金2ヶ月」「敷金2ヶ月」と金額はまったく同じだったりしますが、礼金と敷金とはまったく別物なのです。
といったように敷金と礼金の違いも分からなかった私ですが今では少しだけ賃貸の営業をさせて頂いております。
初めて賃貸を借りるお客様にもわかりやすくご案内できるように頑張ります!
ライター:飯田 茜